薄毛の女性が縮毛矯正をかけてしまうと髪が抜ける
薄毛を発症していると、髪は細く痩せます。そこへ、一番強力な縮毛矯正の薬剤を塗布するだけで、髪が縮れ上がる恐れがあります。
また、髪と薬剤が科学反応で気化した成分が、地肌に悪影響を与え、それが原因で髪が抜ける可能性も高いです。そうしてますます薄毛が進んでしまうリスクがあります。
縮毛矯正を何年もやり続けることで、頭皮が薄くなるケースもあります。
縮毛矯正が薄毛の頭皮に与える3大リスク
縮毛矯正では、形を変えるパーマ液の中でも一番強力な薬剤を使用しています。
そのため薄毛の影響で髪が細く痩せていると、それだけで髪が縮れてチリチリになってしまう恐れがあります。
美容室で施術するアイロンの温度は180℃です。
強力な薬剤に高温のアイロン。これだけで髪が抜ける可能性が高まります。
高温なアイロンだけではクセは伸びません。それプラス強い引っ張りの力が加わります。これをテンションと言いますが、それが甘いとクセが残ってしまいます。再施術となると髪の負担が大きすぎるため、美容師はできるだけ一発で決めようとします。
薄毛を発症している髪の毛は細く痩せています。また、毛根にある毛球も小さくなっており、髪の毛が非常に抜けやすい状態に。そんな時に縮毛矯正は正直自虐行為です。リスクが高すぎて美容室では断られることがあります。
縮毛矯正のリスクとしては、薬剤作用、高温処理、引っ張りの力です。これらの作用は通常の髪でも非常に刺激の強い施術。薄毛を発症しているのならば余計にリスクが高まります。
くせ毛が気になっても薄毛の状態での縮毛矯正はオススメできない
正直、薄毛の方は、ストレートパーマ、縮毛矯正は諦めたほうが良いです。リスクが高すぎてとてもおすすめできません。また、頭部や髪の状態をみて美容師が断ることもあります。もし受け入れられたら上記のリスクは頭に入れておいた方が良いです。
薄毛の状態で縮毛矯正をかけると、髪や頭皮への負担も大きいですが、何よりもぺったんこになりすぎて髪のボリュームが完全になくなってしまいます。それを考えると縮毛矯正、ストレートパーマはオススメできません。
これらの施術は料金も桁外れに高くなります。それでしたら、その分育毛剤に使って、髪の状態が正常に戻ったら施術をしてみてはいかがでしょうか。まずは、頭皮を健康にすることが最優先です。